40代前後まで独り身でいると、ふとした瞬間に不安になることがありますよね。
独身でいることでメリットもたくさんありますが、心が弱っているときはネガティブになり「孤独」な感情に押しつぶされそうにな不安を感じるときがあります。
この記事ではアラフォー独身女性が孤独なときの対処法や考え方をお伝えします。
伝えたいことは「独身は孤独=不幸」ではないということ
結論からいうと、まずは「独身だから孤独」というのは、思い込みだと伝えておきたいのです。
独身でいるなら今までずっとひとり暮らし、会話をしない毎日で寂しい日々を過ごしているでしょう。
ですがパートナーがいる女性も必ず幸せとは限らず、家族がいても寂しさや虚しさを感じている人がいます。
相手がいるのに寂しい気持ちを抱くのも、とてもつらいものですが、独身の方からいわせると贅沢な悩みのように聞こえませんか?
家族でいても孤独を感じる人というの理由は、簡単にいうと「うまくいっていない」ということです。
パートナーや家族がいると幸せに見えますが、10人いれば10通りの問題を抱えていますし、最終的に別れを選ぶこともありますよね。
独身でいると「ひとり」感が強いと思いますが、基本的に人は誰でも1人なのです。
孤独な独身が不幸な訳ではなく、どのような環境であっても、つらい時に孤独感を強く感じることが不幸な状態というだけであって、これは誰にでも当てはまることです。
独身であっても楽しくおひとりさまを満喫している人もたくさんいます。
誰にも縛られず自分を優先できるのは、独身ならではの醍醐味ではないでしょうか。
あえて孤独を楽しめるといいですよね。
同世代の友達と疎遠になるのは仕方ない
独身であることで孤独を感じる場面はたくさんあると思いますが、特につらくなる時というのは、友人たちとの会話の中で疎外感を感じてしまう時ではないでしょうか。
結婚して子供のいる人とは話が合わないし、話を聞いて相槌を打っているだ、けという居心地の悪い女子会に参加して後悔することがありますよね。
30代後半にもなると、周りは結婚や出産を終えて今は子育て真っ只中という環境の女友達がほとんどです。
子育て中の女性はほとんど、子供メインで生活しているため、独身の女性とは話が合わないのは仕方ありません。
学生時代の友人と気兼ねなく会話を楽しみたいと思っていても、相手が既婚者であれば家庭のことや子供のことが話題の中心となります。
お互い会話の軸が違うので当たり前なのですが、どうしても自分が寂しさを感じる時には距離を取るのもひとつの方法です。
相手の状況が変わればまた仲良くすることもできると思うので、今は無理して付き合う必要はありません。
環境で人の考え方は変わることがあるので、今の自分にとって楽な友人を優先すると気が楽になります。
人づきあいは「無理をしない」ことが自分のためです。
結婚が幸せというのは決めつけに過ぎない
見ていただきたいのは、令和2年国勢調査 人口等基本集計結果から男性のデータを除き一部抜粋引用したものですが、死別や離別することを考えると独身女性もそれなりにいる印象です。
「未婚」の割合は男性が高く,「死別」及び「離別」の割合は女性が高い
女性は,「未婚」が 1424 万6千人(15 歳以上女性の 24.8%)
「有配偶」が3101 万8千人(54.0%)
「死別」が 827 万2千人(14.4%)
「離別」が 392 万9千人(6.8%)
出典 令和2年国勢調査 人口等基本集計結果
離婚だけではなく高齢になり死別することを考えても、独身でいる女性の数はかなりいますよね。
それでも「結婚すれば幸せになれる」と考えているのなら、いったん立ち止まて考えてみてください。
結婚しているからといって、ずっと安心ということもありません。
結婚後うまくいかないこともありますし、ずっと幸せな家族でい続けるのはそうとうな努力が必要になります。
家族といえど子供が成長していくと、親からは離れていくものです。
独身でいると家族連れや夫婦で仲良く過ごしているのを見て、うらやましく感じると思いますが「隣の芝生は青い」ということわざの通り、それぞれの家庭ではたくさんの問題を抱えています。
とても幸せそうな家庭だとしても、悩みがないということはほとんどありません。
自分以外の誰かと生活をするということは、必ず自分本位では生活はできないですよね。
いろんなことを乗り越えていく過程で、うまくいかず破綻していく家族もいます。
パっと見よさげな夫婦や家族だとしても、お金や親族、子供の問題など深刻な悩みがあります。
結婚をしていないと、結婚生活をうらやましく感じることもあると思いますが、正直にいうと結婚生活というのは乗り越えていなねばいけないことが山ほどあります。
もしも「結婚すると幸せになれる」と思い婚活をしているなら、無条件で幸せになれるものではないと念を押しておきたいと思います。
結婚をしたとて、結婚生活を維持するのはそれ相応の覚悟が必要です。
アラフォーの独身女性が感じる虚しさとは
アラフォーで独り身となるとやはり、恋愛できるパートナーが欲しいとなると、1人身でいる虚しさを感じることがありますよね。
結婚はしなくてもいいけど、せめて恋愛はしていたいと思いますよね。
アラフォーにもなると周りは既婚者だらけなので「自分はずっとこのまま独身でいるのか」と不安になります。
割り切って結婚をしないという選択をしていても、揺らぐときはありますよね。
実際は既婚者でも結婚生活に不安を持っているし、まさに今現在、離婚の危機で結婚したことを後悔している主婦もいます。
バツがふたつ付いている私としては、パートナーはいてもいいけど結婚は二度としたいと思いません。
むしろ自分が結婚に向いていなかったとわかるのに、2度も失敗したことを後悔しているぐらいです。
独身であることがすごく気楽なので、結婚には向き、不向きがあるのだと思います。
恋愛と結婚は別っていうのは本当ですね。
今の時代はアプリで出会う、というようなこともあたりまえにできるので利用してみるのも1つの手です。
ある程度の年齢になると、自分から動かなければ出会いはありません。
恋愛をしたいなら積極的に動いてみてください。
独身であるからこそたくさん恋愛を楽しめるのではないでしょうか。
独身は年を重ねるごとに不安はおおきくなる
独身や既婚に限ったことではありませんが、やはり年齢が積みあがっていくと、ふとしたときに不安が頭をよぎります。
・健康面
・老後の資金
・介護問題
・先の漠然とした不安
など、誰でも直面する不安があります。
加えて独身であることに将来感じるであろう「孤独感」に不安があるのではないでしょうか。
まずは年齢を重ねることで、体は衰えていくのは必然ですが健康面の不安はより大きいですよね。
体調が悪いとき、誰も頼ることのできないというのは孤独を感じる瞬間です。
パートナーがいないとなると、仕事ができないときは生活もままならないようになります。
友人や親せきなど、非常時に誰かと連絡を取れるようにしておくことはとても大切です。
高齢になった時は介護サービスがあるので、必要になれば利用することも念頭に置いておいてくださいね。
独り身でいるリスクを考えるなら、老後の貯蓄も最低限は作っておく必要があります。
今からでもできる対策を考えておきましょう。
独身、既婚に関わらず誰でも人生の先は考えるだけで不安になると思います。
独身ならなおさら不安に感じることもあるでしょうが、老後が寂しいからと無理に結婚をするのもリスクが大きいので、おすすめしません。
寂しいからという理由で結婚しても失敗するリスクが高く、高齢になればなるほど介護問題や死別の可能性もあります。
結婚したからといって、この先不安がなくなるということはありません。
それでも結婚したいと思い、婚活するなら先のリスクもよく考えてみてくださいね。
まとめ
既婚や未婚に限らず、誰しも孤独というのが大前提なのですが、ひとりで生活していると寂しいと思う場面があります。
結婚に憧れを持つのはいいことですが、結婚そのものが孤独を解消してくれるというのは違います。
結婚生活がうまくいくときもあるし、うまくいかないこともあります。
いいも悪いもひっくるめての結婚生活なので、婚活するときは盲目的にならないように気をつけてくださいね。
独身を楽しむのであれば、友人や周りの人とのコミュニケーションを大事にしながら、恋愛もおおいに楽しんでみてくださいね。